寒風吹き荒れる2月のこと。
ヒサンとマシューと、近所の川沿いを散歩していたところ、夫婦蛙を歩道のど真ん中で見つけた。
すっかり暗い夜道、
我々はこんな恰好でカエルを撮影。
夫婦蛙が歩道を横断する僅かな間ではあるが、
静かに興奮しながら地べたに這いつくばった。iPhoneを握りしめ、照明はヒサンのスマホだった。
腐っても映像屋の習性だろうか、
寄り引き、俯瞰、あおり、マシューなめ、いろんな角度から夫婦蛙を狙った。
しかし寒風吹き荒れる寒い夜に、三十路を過ぎた女のすることとは思えない。
今更ではあるが、iPhoneに残されたデータの多さに、ちょっと凹むのだった。
しかし、こいつらはなぜいつも道の真ん中にいるんだろう・・・
どうでもいいが、私はよくカエルを見つける。
新宿のビル群を望むこんな場所でも、けっこうデカいやつがいるものだ。
ちなみにヒサン、いやカキさんの家には、顔のデカいこんなカエルがいたりする。
定期的に解凍ネズミを与えられ、ヒーターで温められたぬるい水に浸かっている。
この甘え腐った顔を見ると、先述のヒキガエルたちの表情がなんと勇ましいことか、浮き沈みの激しい大都会で戦う侍に見えてくる。
そしてヒサンの友達。(化学繊維で作られたカエルに見えるがカエルではないらしい)
ケロケロ。
なんで蛙は平気なのに虫(夏に出る黒い奴)はダメなんだろうねぇ。
返信削除☆ヒロヒロー☆
削除何を申す(怒)!
やめてくれ、その話題は!